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2012年10月20日土曜日

AKB48まゆゆ、緊張する2歳年下の声優を優しくリード! 片思いのソロ曲も初披露

人気アイドルグループ『AKB48』の"まゆゆ"こと渡辺麻友(18、チームB)が19日、都内で行われた初主演声優を果たすアニメ映画『ねらわれた学園』(監督:中村亮介/配給:松竹)のプレミア試写会舞台挨拶に、俳優で声優の本城雄太郎(16)、中村監督らとともに登壇した。


アニメ好きで映画でのアフレコは初挑戦となったまゆゆは、「出演しているキャラクターに声を吹き込む側として出演できるのは嬉しかったけど、不安いっぱいで、周りの皆さんに助けていただいて、映画が完成することができて安心しています。
気合入れて臨みました」と、"頑張りました"ポーズを交えて語った。


眉村卓原作の同名小説は、映画版で薬師丸ひろ子や村田和美(テレビドラマ版も)、テレビドラマ版で原田知世、新田恵利らが主演し、現在までに6回にわたり実写化されてきたが、アニメ化は初。


まゆゆは、白のワンピースドレスにゴールドと白の星がプリントされた衣装。
今日の髪型はトレードマークのツインテールではなく、下ろした姿で登場。
すると、会場を埋めた584人の男女から、「まゆゆ~」「きゃー、可愛い~」と、歓声と拍手が起こる。


ファンに手を振りながら"まゆゆスマイル"で応える。
声を担当した主演の涼浦ナツキについて、「ナツキちゃんは明るく元気で活発、運動神経抜群な女の子。
私は運動が苦手なので、かけ離れているなぁと思ったのですが、アフレコ中は、ナツキちゃんに近づけるように元気いっぱい演じました」と、感想を。


ナツキの幼なじみ関ケンジ役を務める本城は、大勢の観客を目の前に、「緊張しています」と言いながら、「ケンジは、"なんとかなるよ"みたいに楽しく生きているので、僕と違うところ。
頑張って練習して演ったので楽しかった」と、なんとか感想を言い切る。


中村監督は、「本城くんはケンジっぽい、渡辺さんはナツキっぽいと、2人の中にそれぞれのキャラに近いとこあった。
2人とも頑張ってくれて、僕のアフレコ長いんですけど、頑張ってくれた。
最後の残り5分まで撮っていた」と、頑張りを賞賛する。


まゆゆも、「こだわりましたよね~」と、しみじみ。
そのシーンとは、「ナツキちゃんがケンジ君に思いを伝えるシーン。
そこがナツキちゃんにとっても私にとっても大切なシーン。
こだわって、何度も何度も演じたので、思い入れに残ってます」と、感慨深げ。


出来上がった映画について、「とにかく本当に映像が綺麗で、どの場面も美しくて、忘れてしまっていた大切な何かを思い出させてくれるようなメッセージが込められています」と、実感を込めて語った。


また、司会者から、「サブライズがあります」というと、「オォォ~、オォォ~」と、AKB48のライブで聞かれるようなリアクションの声が飛び交う。
まゆゆが、主題歌の『サヨナラの橋』を生歌で初披露することが告げられると、拍手が起こる。


司会者が、「声がちいさいですねぇ~。
もっと盛り上がって~」というと、まゆゆも、「もっと盛り上げて~」と言いながら、下から手で煽るようなポーズをする。
そして、「初披露でございます。
頑張りまーす」と言うと、「青春の甘酸っぱい片思いを描いている曲。
ナツキちゃんのケンジくんに対する思いを描いている」という曲の内容に合わせて、右手を胸に当てて情感たっぷりに歌う。


入場時に観客に配られたピンクのサイリウムが揺れ、曲に合わせて手拍子も起こる。
そして、サビの部分では、桜吹雪が舞う演出に、まゆゆは、「すごい緊張したけど桜の花びらがすごくキレイでした。
ピンクのサイリウムもキレイでした」と感動すると、「サイコー、良かったよー」と、まゆゆを後押しする温かい声援が飛ぶ。


司会者が、「日本一桜の似合うアイドルですよ」と、称賛されたが、これには、さすがに照れていた。

フォトセッションでは、イベント中にまゆゆの顔をまともに見れず、大勢のマスコミと観客を前にして緊張していた2歳下の本城に対して、「あそこのカメラ見るのよ」と言うように指を差し出して、優しくリードするお姉さんぶりも垣間見せた。


同映画は、11月10日より全国ロードショー予定。