AKB48まとめんばー

Error loading feed.
SKE48 LIVE!! ON DEMAND

2012年10月13日土曜日

SKE48、リクアワ1位は「羽豆岬」、終わらぬ璃香子コールに「この景色は一生忘れません」


SKE48が11日、12日の2日間に渡りZepp Nagoyaにてコンサート「SKE48リクエストアワー セットリ ストベスト50 2012~神曲かもしれない~」を開催した。

投票対象曲150曲、全313,444票にものぼるファンからの投票の結果、1位に選ばれたのは卒業を控えるチームSリーダー・平田璃香子が「とても大切な曲」と公言する「羽豆岬」。

ファンからの温かい声援を受け目を潤ませた平田は「何事にも一生懸命なSKE48が もっと大好きになりました。

今日ステージから見た景色は一生忘れません」と笑顔でコメントした。

【その他の写真】アルバム・シングルを同時発売したSKE48メンバーへのインタビュー

今年のリクエストアワーはランキング序盤から予想外の連続。

初日ではチームSの公演タイトルにもなった 「手をつなぎながら」が49位、シングル「青空片想い」「バンザイVenus」が48、47位に立て続けに登場。

上位が予想されていた楽曲の早々ランクインに、ファンはどよめき、幕開け直後から波乱の予感が会場を包んだ。

初日のランキングで特徴的だったのは、シングルのカップリング曲が多数ランクインしたこと。

オープニングを飾った50位「少女は真夏に何をする?」をはじめ、「拗ねながら、涙…」「誰かのせいにはしない」「花火は終わらない」「なんて銀河は明るいのだろう」「神々の領域」「ハレーション」「寡黙な月」と、前半25曲中8曲がカップリング曲に(最終的には、12曲ランクイン。


「拗ねながら、涙…」「神々の領域」「寡黙な月」はコンサートでは初披露)。

SKE48は公演曲やシングルタイトル曲だけでなく、カップリング曲にもファンに愛される神曲が多いことを証明する結果となった。

本公演はでのランキングは全てガチのランキングのため、メンバーによっては連続して歌唱することも。

そこで、衣装チェンジで時間をつなぐ間、いつにも増して充実のトークコーナーが繰り広げられた。

高田志織率いるファッション研究会による「抜き打ちメンバー私服ファッションチェック」、古川愛李"画伯"がSKE48結成10年目のメンバー未来予想図をイラストにした「SKE10周年、あのメンバーはこんなことに!」などの企画が展開され、なかでも会場を沸かせたのが、"SKE48専用"に生まれ変わるべく、ただ今工事が進む劇場からの生中継。


いつの間にかライブ会場から抜け出していたチームEの竹内舞、都築里佳が工事現場用ヘルメットを被ってレポート。

二人はAKB48劇場を思わせるエントランスらしき空間や、メンバーの壁写真が飾られる廊下らしき空間などを発見し興奮気味。

「広~い!たくさんの人に見ていただけそう!」とのコメントも飛び出し、ステージのメンバーも新劇場への期待と夢をファンとともに膨らませる一幕も。

その後のランキングでは、最新シングル「キスだって左利き」が30位、昨年3位の「パレオはエメラルド」が28位など、意外なランキングが続出。

最後まで緊張感と興奮は途切れることはなく、翌日への期待感が例年に増して強く持ち越されたまま、初日の幕は降ろされた。

2日目は、「抱きしめられたら」「わがままな流れ星」「純情主義」と、チームE公演楽曲3曲続けてのスタート。

その他にも、山下ゆかりが歌うソロ曲「虫のバラード」や「To be continued.」が10位以内に入るなど、チームE公演曲が大健闘。

昨年は、公演曲が50位以内ランクインせず悔し涙を飲んだチームEメンバーも、磯原杏華が「去年は(チームE)16人で歌わせていたただく機会がなかったので、とて も嬉しいです!」と語ったように、今年は嬉し涙を流すことが出来た。


第5位には、5期生の歌う「目が痛いくらい晴れた空」がランクイン。

昨年リクエストアワーで緊張のお披露目&ステージデビューとなった5期生も、菅なな子と古畑奈和のふたりがチーム昇格するなど、この1年で大きく成長を遂げ、1年前は想像もしなかった5位という責任の重い順位をもらい、5期生はファンにお返しが出来るよう、さらなる成長を誓い歌い上げた。


いよいよ大詰め、トップ3の発表。

ファンが固唾をのむ中、流れたイントロは「枯葉のステーション」。

3連覇のかかった松井玲奈のソロ曲の登場に、会場は大きくどよめく。

残念ながら記録は途絶えたが、玲奈は歌唱後「3位もすごい順位」とコメント。

第2位は「思い出以上」。

激しいダンスパフォーマンスをグループの武器のひとつにしているSKE48の曲の中でも特に高度なダンススキルが求められ、「いつかは挑戦したい」とメンバーからも憧れられる曲。

3年連続トップ5入りという快挙を成し遂げ、松井珠理奈もダンスもいつも以上にキレキレだった。

そして、栄えある第1位に輝いたのは「羽豆岬」。

SKE48を卒業することを発表している平田璃香子が参加し、本人も「とても大切な曲」と公言している曲だ。

このことを知っているファンからの温かい心づかいで、今から2年以上前にリリースされたシングルのカップリング曲のひとつが、投票対象曲全150曲の頂点に。

歌唱中だけでなく歌唱後も続く「璃香子!璃香子!」の大コールに、目を潤ませ言葉を詰まらせた平田だったが、最後はリーダーらしくしっかりとコメント。

「リハーサルの時メンバーの背中を見ていて、何事にも一生懸命なSKE48がもっと大好きになりました。

これからもSKE48への応援よろしくお願いします。

今日ステージから見た景色は一生忘れません。

ありがとうございました」と、感謝の気持ちとともに、自分の卒業後もSKE48への変わらぬ応援をファンにお願いし、最後は涙ではなく笑顔で締めくくった。

また、全てのランキング発表を終えた後、最後の最後にサプライズが。

アンコールも最後の曲「仲間の歌」を 残すのみとなったところで、メンバーが「里英ちゃ~ん」と呼びかけると、AKB48とSKE48の兼任が発表されていた北原里英がステージに登場。

「AKB48、そしてSKE48の北原里英です。

今日はすごく楽しみにして来ました。

メンバーと名古屋のみなさんと会えて幸せです」と挨拶。

それに対し、松井珠理奈は「先週の4周年公演でコメントをいただいたばかりなのに、こんなに早く来てくれるなんて!」と感激しきり。

北原はAKB48の研究生ととして共に過ごした中西優香の隣で「仲間の歌」を大合唱し、歌唱の合間にはポジションを移動しながら、他のメンバーと握手や挨拶を交わして回る積極さを見せた。

リクエストアワーの舞台で名実ともにSKE48の仲間になった北原。

SKE48は心強い仲間を得て、64名体制でまた新たな一歩を踏み出した。

<メンバーコメント>

◯平田璃香子(チームSリーダー / 第1位「羽豆岬」)

いまだに信じられないです。

こんなに幸せでいいんですかね、私…。

ファンのみなさんが青いサイリウム を用意してくださっていて、本当に羽豆岬の海みたいで綺麗でした。

今日、ステージから見た景色は、一生忘れないと思います。

「羽豆岬」のメンバーとも近々、羽豆神社に行くことを約束しているんです。

今回の報告と投票してくださ ったみなさまの幸せをお祈りしてきたいと思います。

本当に今日はありがとうございました。

◯松井珠理奈(チームS / 第2位「思い出以上」)

「思い出以上」は2年連続5位だったので、嬉しい反面、上にも下にも動かずモヤモヤした感じもあったんです。

でも今年はまさかの2位でびっくりしました。

かなちゃん(平松可奈子)とゆっこ(木下有希子)と もすごいレッスンをして、桑原みずきちゃんにも厳しくチェックしてもらったので、自信を持ってステージ に立てました。

ステージ上からは、2位をいただいたお礼を言うタイミングがなかったので、握手会やブ ログなどで、ファンのみなさんにお礼をいっぱい言いたいです。

それにしても「羽豆岬」の時は大号泣でした。

もう、りかちゃん、最高!ありがとう!

◯松井玲奈(チームS/第3位「枯葉のステーション」)

3連覇出来なくて残念だねって言ってくださる方もいると思うんですが、(対象曲)150曲もの中から3位という素敵な順位をいただけたので素直に嬉しいです。

ファンの方たちが(「枯葉のステーション」を) 大事にしてくださっているのをあらためて知ることが出来たので、私もこれからも大事に歌い続けていきたいと思います。

最後は1位の「羽豆岬」を後ろから見守ることが出来て嬉しかったですし、本当に感動しました。

ずっと、りかちゃんの背中を見ていて、いろんな想いがこみ上げてきました。

◯北原里英

今日出演することは絶対にバレたくなかったので、公演中は控え室のモニターでずっと見ていたんです。

でも「あうんのキス」の時は、我慢できなくてステージ袖まで行って写メ撮っちゃいました(笑)。

緊張も多少あったんですが、ファンの方が笑顔と温かい眼差しで迎えてくださったので楽しめました。

楽屋だけですと限界があるので、「仲間の歌」を歌いながら、ステージ上でいろんなメンバーと挨拶もさせてもらいました。

「羽豆岬」が1位でSKE48のファンのみなさんはなんて温かいんだろうって感激しました。

りかちゃんがいたからこそ、SKE48がここまでまとまっているんだなって分かって、私もSKE48の一員として頑張ろうってあらためて思いました。

今日は本当に楽しかったです。

ありがとうございました。