AKB48のチームA『目撃者』公演が29日、東京・秋葉原のAKB48劇場で千秋楽を迎えた。
2010年7月にスタートした現チームA最終公演となることから、インドネシア・ジャカルタのJTK48に移籍する高城亜樹(21)、仲川遥香(20)と、福岡・博多のHKT48に移籍する多田愛佳(17)の壮行会も行われ、涙で別れを惜しみながらも新天地での飛躍を誓い合った。
【写真】たかみな、麻里子様、こじはるらチームA最終公演の模様
高城は「皆さんを悲しませるために海外に行くんじゃないんです。
私はもっともっと自分に挑戦して、もっともっと大きくなって日本に帰ってきたい」と宣言。
「どのくらい行くかわからないし、皆さんに寂しい思いをさせてしまうかもしれません。
でも私は皆さんを忘れません。
だから皆さんも遠くても私のことを忘れないでください」と呼びかけた。
ともにJKT48へ移籍する仲川は「私の夢は女優です。
でも、その一歩としてジャカルタに行って、たくさんの経験を積んで、それが今後の私の人生につながる大きな一歩なのかなと思いました。
JKT48として日本でコンサートができるように頑張りたい」と決意表明。
元チームAで同僚だった指原莉乃(19)が所属するHKT48へ移籍する多田は「HKT48に行けば、いろんな道を歩けて、いろんな成長ができる場所があるのではないかと思って決意しました」と3人とも涙ながらに前を見据えた。
チームAキャプテンで、グループの総監督にも就任した高橋みなみ(21)は「このチームAで2年になりました。
AKB48としては今年7年目になります。
学んだことはたくさんあります。
それはたくさんの勇気と、立ち止まることの怖さでした」と振り返り「どうしても立ち止まりたくない理由は、皆さんがいるからです。
このチームAが2年間頑張ってこられたのも、皆さんの応援のおかげです。
本当にありがとうございました」とファンに感謝。
最後は卒業ソング「桜の花びらたち」で締めくくった。
AKB48は本公演をもって、現行4チームによるすべての公演に幕を下ろし、11月1日からはチームA、K、Bの3チームに再編成されたメンバーで新たに公演をスタート。
新キャプテン・大島優子(24)率いるチームKが先陣を切る。