AKB48まとめんばー

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2012年9月19日水曜日

AKBじゃんけん大会、ハラハラ舞台裏!空気を読んだような結果に



アイドルグループ、AKB48の29枚目のシングル(12月発売予定)を歌う16人のメンバーを決める第3回「選抜じゃんけん大会」が18日、日本武道館で開かれ、島崎遥香(18)が優勝して初のセンターの座を射止めた。島崎は"次の次"のエースを狙っていた逸材で、10月公開の映画にも主演。ここ一番で勝負強さを見せた。舞台裏では、どんな筋書きのないドラマが展開されたのか。

■下からぱるる

優勝した島崎は取材陣から「自分のセンター楽曲はどんな名前がいい?」と問われ、「『下からぱるる』…」とはにかみながら答えた。前回の覇者、篠田麻里子(26)が『上からマリコ』をリリースしたのに対しての"下克上"だ。

埼玉出身の島崎は、2009年のオーディションで合格した9期生。

「運営側がAKBで最後発の『チーム4』の中で一番売り込みに力を入れていた。今春、中山美穂らのいる有力プロダクションに移籍。深夜の青春ドラマ『私立バカレア高校』で主演の生徒会長役に抜擢され、劇場版も10月に公開される。まさに"空気を読んで"いいタイミングで勝ち上がった」(アイドル専門サイト編集長)

■大島は早々に敗退

今回の大会では1万人余りのファンが大声援を送る中、姉妹グループのSKE48、NMB48、HKT48を含めた80人以上がトーナメントで対決した。第1回優勝の内田真由美(18)と第2回優勝の篠田がそろって勝ち上がり、強運の持ち主らしく16人のメンバー入りを果たした。

一方、6月の選抜総選挙1位の大島優子(23)は2回戦であえなく敗退。ステージ上では、「来年、頑張りまーす」と余裕を見せた。その前には、渡辺麻友(18)、小嶋陽菜(24)ら人気組も次々と敗れた。

「レコード会社のスタッフは、AKBとしての連続ミリオンセールス記録を途切れさせたくない。勝負は時の運とはいえ、ハラハラし通しだった。篠田と柏木由紀が勝ち残って、ようやく安堵の表情を見せていた」(中堅プロダクションのマネジャー)

■次期センターは…

じゃんけん大会に先立ち、会場では10月31日に発売されるAKB48通算28枚目のシングル「UZA(ウザ)」がお披露目された。前田敦子(21)の卒業に伴い注目されていたセンターは、大島と松井珠理奈(15)の2人。

「ダブルセンター」がコールされると、武道館は異様などよめきに包まれた。

「次期センターをめぐっては、ファンサイトやインターネット上では、自民党の総裁選並みに有力候補の激しい推しメン(推薦メンバー)合戦が繰り広げられた。最有力は渡辺麻友とみられたが、まだ時期尚早なのか。ベテランの大島と次世代の珠理奈の"年の差コンビ"で手堅く大ヒットを狙ってきた」(音楽誌のライター)

新曲はこれまでにない激しいダンスナンバー。作曲は「Beginner」「Everyday、カチューシャ」「真夏のSounds good!」などを手がけた井上ヨシマサ氏と、王道で勝負に出た。