AKB48まとめんばー

SKE48 LIVE!! ON DEMAND

2012年9月19日水曜日

松井珠理奈&大島優子!AKB新曲「UZA」はWセンター!!



18日のAKB48「第3回じゃんけん大会」のオープニングで28枚目のシングル「UZA」(ウザ、10月31日発売)が初披露された。注目のセンターは6月の選抜総選挙で1位の大島優子(23)と同9位でSKEとAKBチームKを兼任する松井珠理奈(15)が務めた。選抜メンバーは高橋みなみ(21)ら常連組に加え、島崎遥香(18)、HKT48・宮脇咲良(14)ら新星を加えた16人。激しいダンスが特徴のアップテンポな同曲を熱唱した。

新曲の選抜メンバーが1人ずつ発表されるたび、日本武道館は大歓声に包まれた。最後に松井珠理奈の名前がコールされるとボルテージは最高潮に。続けて爆音と共に火柱が上がり、レーザー光線に照らされたセンターステージで「UZA」が初披露された。

間奏ではメンバーの中でもダンスが得意な松井珠理奈、大島、高橋、峯岸みなみ(19)の4人が「EXILE」ばりのダンスパフォーマンスで会場を沸かせた。センターは大島と珠理奈。総選挙1位の大島は当然として、同2位の渡辺麻友(18)らを差し置いて珠理奈が起用されたのは、総合プロデューサー・秋元康氏(54)の期待の表れだ。

珠理奈本人も次世代エースとしての自覚は十分だ。大会前の本紙インタビューで「SKEだけでなく、AKBグループ全体を引っ張っていきたい」と強い決意を示し、総選挙での篠田麻里子(26)の「つぶすつもりで来てください」発言には「麻里子様を卒業させます」と闘志をあらわにしていた。

小学3年からヒップホップダンスのスクールに通い、表現力を磨いてきた珠理奈は08年7月、小学6年でSKEの1期生オーディションに合格。3か月後の10月には、11歳にして前田敦子と並ぶシングル曲「大声ダイヤモンド」のセンターに大抜てきされ、一気に注目を浴びた。その後も常に中心メンバーとして活躍し、満を持してセンターに返り咲いた。

今年4月、珠理奈に試練が訪れた。貧血によるめまいと過労で入院してSKEのコンサート出演を断念したのだ。当日は楽屋のモニターを通じてほかのメンバーの奮闘ぶりを見守り、「私がいなくても、みんな堂々としたパフォーマンスで満員のお客さんを夢中にさせている。今後は前を見るだけじゃなく、みんなにも頼っていきたい」と仲間の大切さを知った。

その後は、これまで以上にメンバーとの結束を深め、研究生のレッスンに顔を出して後輩にアドバイスする機会も増えた。栄光も挫折も経験して成長を遂げた15歳が、新時代を迎えたAKB48グループを強力にけん引する。

◆「やっぱり麻里子様は強い」 大会前、センター奪取を宣言していた松井珠理奈が、2回戦で中村麻里子に敗れた。11歳でセンターを務めた自身の原点とも言える「大声ダイヤモンド」のブレザー風衣装で登場。前髪を短くカットして、当時と同じヘアスタイルにする気合の入れようだったが、「センターを取るつもりで来たのに残念。やっぱり麻里子様は強いですね」と前回王者と同じ名前の対戦相手をたたえた。

◆松井 珠理奈(まつい・じゅりな)1997年3月8日、愛知県生まれ。15歳。SKEチームS、AKBチームK兼任。愛称・じゅりな。総選挙第1回19位、第2回10位、第3回14位、第4回9位。じゃんけん大会第1回不参加、第2回3回戦敗退。特技はダンス。将来の夢は女優。