10~15日に放送された朝のワイドショーで最も長時間取り上げられた芸能の話題は、肺気胸のため緊急入院していたお笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之さんが退院したニュースだったことが、テレビ番組のリサーチやマーケティングを行う調査会社「エム・データ」の調べで明らかになった。2位は人気アイドルグループ「AKB48」のニュース、3位は映画「バイオハザードV」に関する話題だった。
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調査は、期間中にNHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日で放送された午前10時半までのワイドショーとニュース番組で、芸能に関連する話題の放送時間を集計した。
1位の矢部さんは、7日夜に胸の痛みを訴え、東京都内の病院に入院。11日午後に退院したと所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーが発表した。放送時間は58分34秒だった。
2位のAKB48は、卒業した前田敦子さんがメンバーとして最後のCMとして新米探偵を演じた江崎グリコ「アイスの実」の「AKB48殺人事件」シリーズの完結編が公開された。また、AKB48が13年3月公開予定のディズニーアニメ最新作「シュガー・ラッシュ」の本編挿入歌とエンディング曲を担当し、サウンドトラックにも参加することが発表された。放送時間は計50分23秒だった。
3位の映画「バイオハザード5 リトリビューション」(ポール・W・S・アンダーソン監督)は、同映画のプレミアム試写会が10日に行われ、ゾンビ役で出演している歌手の中島美嘉さんが1年ぶりに生歌を披露した。放送時間は計43分10秒だった。
エム・データは、東京、名古屋、大阪地区のテレビ局で放送された番組やCMを、専門スタッフが実際に見て、テレビ番組やCMをテキスト化・データベース化して「TVメタデータ」を構築している。(毎日新聞デジタル)