2012年10月23日火曜日
激動の中、最高難度のダンス…大島優子「初めてめげそうになった」
AKB48のシングル第28弾「UZA」が31日に発売される。
大目標だった東京ドーム公演を終え、第2章の皮切りとなる作品で、大島優子(24)と松井珠理奈(15)のダブルセンター。
「AKB史上最高難度のダンス」で新境地を開くが、あまりのダンスの難しさに大島は「初めてめげそうになりました」と明かした。
――やはり「UZA」のダンスは難しいですか?
「最初見た時、何が何だか分かりませんでした。
どうなってるんだろう?って。
練習してみたら、やっぱり難しくて。
でも、みんなは諦めないで頑張ってたんですよ。
そんな中で私が諦めそうになりました(苦笑)」
――どこがどう難しい?
「リズムですかね。
ヒップホップのストリートダンスっぽい感じで、私たちが慣れていないものなので、リズムを取りにくいというのがありました。
それと、今まで以上に細かく体を使うんです。
指の先から肩、腰、足の爪先まで全部使うので、それも難しいです」
――これまで以上に練習しましたか?
「時間は結構取ってもらいましたね。
(8月の)東京ドームのリハーサルの時からやってたので」
――東京ドーム公演前から!?
「はい。
公演は参加する曲の数が人によって違うので、時間的に余裕のある人順に一対一で教えてもらってました。
"UZA"のプロモーションビデオの撮影が東京ドームの4日後だったんですよ。
ドームを終えて脱力しているところで、気持ちも起き上がらないまま、このダンスをやらなくちゃいけなかった。
だから、めげそうになりましたね。
そんなに簡単に気持ちを切り替えられないよ!って。
でも、やらないとしようがないじゃないですか、前に進めないし…」
――大島さんでもそんなふうにめげそうになる時があるんですか!?
「とにかく東京ドームという目標が大きかったですから」
――何がめげそうになる要因?
「体がボロボロでした。
東京ドームの次の日があっちゃんの卒業公演、その次の日もチームKの公演だったり、本当に疲れちゃって、その疲れが取れないまま仕事をしていたので、体が動かないという意味でめげそうになりましたね」
――これまで大島さんがめげそうになったことは?
「ないです」
――そこまで今回は追い込まれた?
「やっぱり体がついて行かないと心もついて行かなくなりますね」
――それだけ東京ドーム公演が大変だったということですか?
「やり切りました。
燃え尽き症候群みたいな感じでした」
――今回は周りのメンバーに引っ張られた感じがありますか?
「ありました。
珍しく、にゃんにゃん(小嶋陽菜)が楽しそうにやってましたから(笑い)。
居残りして"やるよ!"って言うから、凄いって思いました。
これまでは練習の時、絶対に誰かが泣いたり怒ったりしてたんですよ。
でも、今回はそういう人が誰一人いませんでした。
初選抜の宮脇咲良ちゃんも東京ドームの時からずっと脇の方で練習してたんです。
後輩がそれだけ頑張ってるのも見てたから、やんなきゃ!って、自分を奮い立たせましたね」
――大島さんが周りに引っ張られるというのもこれまでなかったでしょう?
「ないですね。
みんなは"第2章"ということで自然と意気込んでいてできたと思うんですよね。
私はまだなんかちゅうちょしていた部分があったのかもしれません」