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2013年1月11日金曜日

あなたは運が良い、悪い? 考え方ひとつでどちらにもなる

初詣の定番と聞いて、「おみくじ」を思い浮かべる人も多いだろう。やはり誰しも、一年の運勢は気になるもの。2013年に運を引き寄せるには、どうしたらいいのだろうか? 20代から40代の男性300人に、「運」に関するアンケートを行なってみた。
それによると、自分のことを「運がすごくいい」「いい」と思っている人は20%で、52%が「普通」、「すごく悪い」「悪い」と回答した人は28%だった。世代別に見てもこの割合はほぼ同じだったのだが、「運がいい人」と自認する人はなぜ少ないのだろうか。宗教人類学者の植島啓司さんが解説してくれた。
「もう少し『運がいい』と思っている人が多いかなと思いましたが、この結果は仕方のないことかもしれません。例えば、飛行機が落ちたら誰もが『不幸』だと言うでしょうが、無事着陸したからといって『運がよかった』とは言いません。おそらく『当たり前』と思うでしょう。つまり、運が目に見えるときというのは、だいたい悪いことのほうが圧倒的に多いのです。『当たり前』のことは本来、感謝すべきことなのに、われわれはそれを忘れて、ついつい不運だけをクローズアップしてしまうんです」
確かに、飛行機が無事に着陸して「ああ、幸せ!」とはなかなか思いづらい。こうした「当たり前」の物事のとらえ方を変えるだけで、人生にも好影響があると植松氏は言う。
「われわれは、人生の座標軸を『幸運』『普通』『不運』の3極で考えるべきで、その割合はだいたい5%、90%、5%ぐらいでしょうか。ここで約90%を占める「普通」を幸運の側に入れるか、不運の側に入れるかで、その人の人生は大きく変わってくると思います」
実際にアンケートでも、Aさんが「特に悪いことが起こらないから自分は運がいい」と考えたのに対し、Bさんは「いいことが何も起きないから不運」と考えていた。この違いは大きい。
「運は『悪い』と思うとさらに悪い運を引っ張ってしまうから、Bさんからはさらに運が逃げていく。こうした、ちょっとした考え方の違いが、運のいい人、悪い人の分かれ目といえるのではないでしょうか」(植松氏)
運を引き寄せるには、普段から何気ないことを「幸運だ」と思うこと。そうした心構えが、さらなる"幸運の連鎖"を引き起こすのだ。
(撮影/高橋定敬)
■週刊プレイボーイ3・4合併号「2013年こそ運を引き寄せる男になる!」より