[映画.com ニュース] 俳優の山本耕史と中川晃教がダブル主演するミュージカル「ロックオペラ モーツァルト」の製作発表が11月7日、都内で行われ、山本と中川をはじめ、共演の「AKB48」秋元才加、高橋ジョージ、演出を務めるフィリップ・マッキンリーが会見した。
【フォトギャラリー】「ロックオペラ モーツァルト」製作発表の模様 2009年に仏パリで初演されて以来、約150万人の観客を魅了しヨーロッパを席巻した大ヒットミュージカル。主演のモーツァルトと宿敵サリエリの2役を、山本と中川が公演ごとに交代で演じるという斬新なスタイルで挑む。 山本は、「どっちかがすごくうまくてどっちかが下手という風にはならないようにしたい。良い意味でバラバラのキャストが集まったので、コラボレーションを楽しみに演じていきたい」。中川も、「19歳の時にウィーンの初ミュージカルでモーツァルトを演じたので運命を感じてきた。あれから10年経ち、再びモーツァルトと出合い、すごく注目も浴びてプレッシャーもあるけれど、全ての力を込めて挑みます」と意気込んだ。 モーツァルトの妻・コンスタンツェ役に大抜擢された秋元は、「モーツァルトを健気に愛し、生涯支え続けた芯の強い女性を舞台の上で表現できたらうれしい。恋心を抱くという役を演じたことはあるけれど妻になるというのは初めて。2人の男性を愛することができるのは幸せなこと」と期待をふくらませた。モーツァルトの父親役で初舞台に挑む高橋は、「エンジョイしたい。ロックオペラというところにひかれたし、格闘技のように競い合ってぶつかり合っていくハードなショーになると思う。時が時ならモーツァルトはロックンローラーだった」と語った。 米ブロードウェイで大きな注目を集めた舞台「スパイダーマン」を手がけたマッキンリーは、「多彩な分野で活躍するスターたちと仕事ができるのはとても楽しみ。若くて美しい秋元さんの才能はその美貌と同じように豊かなもので、ご一緒できて光栄に思う。ジョージさんのようにこれまで舞台をやってこなかったロックスターがこの舞台を選んでくれたこともうれしい」とキャスト陣を称賛。また、オファーを受けた際の条件は「やるけれど、チャレンジングで新しいことをする。『もしレディー・ガガがやるのであればどうなるだろう』と出演者には説明した」と不敵な笑みを浮かべていた。 「ロックオペラ モーツァルト」東京公演は東急シアターオーブで2013年2月11~17日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで2月22~24日に上演。
