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2012年9月21日金曜日

前田敦子の失敗に学ぶ コミュ障な人ための合コン本



AKB48から卒業して早々に、佐藤健らとのカラオケ合コンをスクープされてしまった前田敦子。それだけならばまだよかったが、かなり酔っぱらってしまったらしく、佐藤にお姫さま抱っこされるもワンピースがめくれあがりお尻が露わになった写真まで撮られてしまう始末。ようやく恋愛も解禁となったのに、これでは「チャンスの神様」も逃げてしまいそう……。

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でも、あっちゃんのように不器用で感情をうまくコントロールできない人にとって、これは決して他人事ではないはず。せっかくの出会いや勝負どころである合コンで失敗しないためには、一体どうすればいいのだろうか?

まず、いちばんに気を付けたいのは"酒"だ。自分の気持ちを言葉にするのが苦手なあっちゃんも、もしかすると緊張をほぐすためにアルコールの力を借りようとしたのかもしれないが、これが実に裏目に出やすい。10年間で1000人の初デート後の男たちを聞き取り調査したという本『なぜ、彼は電話してこないの? 男があなたをためらう本当の理由』(レイチェル・グリーンウォルド/WAVE出版)によれば、「彼が連絡しなかった理由」第15位に「酔っぱらい女」タイプが堂々ランクイン。具体的には「騒々しい」「だらしない」「あきれはてた」「下品だ」「不愉快だった」「けんかを売られた気がした」といった男性のすなおな感想が寄せられ、「泥酔した女性はえてして一夜かぎりのセックスの相手となってしまいがちだ」と書かれている。酒豪だとしてもテキーラなんてもってのほか。せいぜい「グラス一杯のワイン、またはカクテルを軽くたしなむ程度」に留め、「舞台の上でスポットライトを浴びているというイメージでのぞむこと」が大事らしい。

しかし、合コンは会話を楽しむ場。酒にも頼れないとなると、人とコミュニケーションがうまく取れない人にとっては、なかなかつらいもの。秋元康氏いわく「自分への苛立ちが、時に誤解される"不機嫌さ"」となって表れるのがあっちゃんの性格というが、同じように誤解されやすい人は苦労するはず。

『感情の整理ができる女(ひと)は、うまくいく』(有川真由美/PHP研究所)には、「不機嫌な人は、不機嫌が許される状況だから、不機嫌でいられるのです。周りが、自分の機嫌の悪さを察してくれるだろうという甘えがあります」という指摘が。もし不機嫌になってしまいそうなときは、「我に帰り、"ストップ!"と声に出して」自制すること。そして、無理にでも笑顔をつくって「楽しい!」「おもろい~」と口に出すこと。そうするうちに自然と楽しいことが見つかるようになり、不機嫌も治るようになるのだとか。

また、「私のことは嫌いでもAKBは嫌いにならないでください」という名言にも明らかなように、あっちゃんはネガティブ思考の女子。実はこれも、恋の現場では男子が引く要素のひとつ。『愛されたいなら使ってはいけない! 恋のNGワード88』(はづき虹映/マガジンハウス)でも、「どうせ私なんて…」というネガティブワードがNG指定を受けている。本書にもあるように、「謙虚さと自分を卑下することは、似て非なるもの」。まずは自分で自分のことを愛して、あるがままの自分を受け入れる。その姿勢が、「本当の謙虚さ」につながるそうだ。

酒に呑まれてしまうのも、男の子にちょっとしつこくつきまとってしまうのも、誰にでもよくある話。そんな自分も認めたうえで、次はうまくいくようにがんばればいいのだ。

(ダ・ヴィンチ電子ナビより)