19日深夜、AKB48の島崎遥香(18)が自身のgoogle+において無断撮影への苦言を呈したことについて、「ゴーマニズム宣言」「わしズム」「おぼちゃまくん」などで知られるマンガ家小林よしのりさん(59)が賛同の声を寄せている。
島崎の当該コメントはすでに削除されているものの、「自分がAKBだからとか関係なく街中で許可なしに写真を撮られネットにあげられて凄く嫌な気持ちになりました。これってどぉなの?」という投稿に始まり、「有名人だからとか一般人だからとか何で区別するのですか?みんな同じ人間でしょ?許可なしに写真撮られて居場所特定されて嫌な気持ちにならないですか?」などと立て続けに問題提起していた。
そして今回、自他共に認めるAKB48のファンで、これまでにも自身の主宰する「ゴー宣道場」内のブログにおいてさまざまなAKB愛を語ってきた小林さんは全面的に賛同。20日付のブログに「AKB48ぱるるの問題提起はエライ!」というタイトルで記事を投稿、思いの丈を綴っている。
「芸能人だから有名税だというのは法的にも許されないはずだ」「法律の前に常識として『ダメなものはダメ』とわかりそうなはずだが、ネット社会はもはや人々の常識まで崩壊させている」と持論を展開。 インターネットについては「ある種の危険装置」と位置づけ、その危険性やネット警察の必要性にまで言及している。
また、ネットから離れる意向を示している島崎に対しては「ぱるるは極めて健全な子だ。だから「塩対応」に見えるが、それも間違ってないと思う。誰にでも『愛嬌対応」ができるのもエライが、『塩対応』も間違ってない!」とやはり好意的。ちなみに、塩対応とはファンに対するアイドルの冷たい対応のことを指す。AKB48の握手会から生まれた言葉とされており、AKBファンらしいエールの送り方だといえるだろう。
小林さんはAKB48の中では大島優子、市川美織、柏木由紀、NMB48では渡辺美優紀、HKT48では村重杏奈のファンを公言、逆にHKT48の指原莉乃のアンチとして知られている。島崎はこれまでにも偽ツイッターなどにも悩まされており、おっとりとした外見とは裏腹に、毅然とした姿勢で意見を述べてきた。小林さんは、今回はぱるるを応援したくなったのだろうか。