12日のピン芸人日本一決定戦「R―1ぐらんぷり」(フジテレビ系、後7・00)に、無名の落語家・三遊亭こうもり(29)が初出場する。
ピン芸人出身で、11年夏に三遊亭好楽(66)に弟子入り。現在は寄席の前座で修業中。7・7・7・5の形式で作る都々逸を用いた親子の会話「都々逸親子」が唯一の小噺(ばなし)。有名人を皮肉たっぷりに語り、決勝までの4度の予選すべてを同じネタで突破してきた。 前年準優勝のスギちゃん(39)、AKB48のモノマネで人気急上昇中のキンタロー。(31)らに注目が集まるが、「賞金500万円で"二ツ目昇進披露パーティー"を開きたい。本音を言うと、女の子と遊ぶ資金にしたい」と優勝を狙う。決勝トーナメント1回戦は、「世界のナベアツ」こと桂三度(43)との落語家対決。「ギャフンと言わせる」と闘志を燃やしている。
