◇AKB48 渡辺麻友インタビュー(1) AKB48の新曲「So long!」が3月4日付のオリコンチャートで首位に初登場することが25日、確定した。
発売初週で103万6000枚を売り上げ、「Everyday、カチューシャ」(11年5月)から続くシングルの初週連続ミリオン記録を10に伸ばした。センターを務める渡辺麻友(18)は「前田さんの偉大さが分かった」と明かした。 ――何度もインタビューさせていただいていますが、最近、顔つきが変わりましたね? 「本当ですか!?」 ――センターを務めるようになって責任感が表情に出るようになった気がします。自分でも変わったという感覚はありますか? 「変わりましたね。私は3期生で、やはり今までは1期、2期の先輩に頼りがちな部分がたくさんあったんですけど、今回こうなるに当たって、今まで以上にグループのことを深く考えるようになりました。本当にグループのことを考える時間が増えました」 ――グループ全体のことを考えるのはやはり大変? 「大変ですね」 ――この「So long!」でセンターを務めることを知ったのは昨年11月のミュージックビデオ撮影の時ですよね? 「そうですね。はい」 ――センターを告げられた時の気持ちは? 「不安とかもあったりはしましたけど、頑張ろうって前向きな気持ちになりました」 ――AKBのセンターになるという夢がついにかないましたね? 「本当に今まで頑張ってきて良かったなという思いはあります。やはり、たかみな(高橋みなみ)さんがおっしゃるように、努力は必ず報われるんだって実感しました」 ――実は昨年10月発売の「UZA」でもセンターを務めるはずだったのに、あの難しいダンスをうまく踊れなくて、代わりに松井珠理奈さんが大島優子さんとのダブルセンターになったんですよね? 「はい。そうですね」 ――あの時は悔しかったですか? 「悔しさはあったんですけど、これをバネにしてさらに頑張っていかなくちゃいけないんだなって思ったので、凄くいい経験になりました」 ――昨年6月の総選挙で大島優子さんが1位、渡辺さんが2位になり、選挙後の舞台裏で大島さんが渡辺さんに次のエースを託したい思いを告げていたのが印象的でした。あれからAKBを背負っていこうという思いが募りましたか? 「そうですね。やはり総選挙で2位になって、特にそういう思いが強くなりました」 ――昨年末にレコード大賞を受賞した時、大粒の涙を見せたのも印象的でした。 「前田さんが卒業した後"真夏のSounds good!"で前田さんのポジションを任されていて、しっかり務めなくちゃいけないというプレッシャーがあったんです。前田さんがいないAKBとして初めて挑むレコード大賞だったので、やはり発表を聞いた瞬間うれしい気持ちと緊張からの解放感で涙が出ました」
