AKB48まとめんばー

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2013年2月22日金曜日

AKB内田眞由美、芸人並みの寒中“岩”ロケにも笑顔「目立ってナンボ」

人気アイドルグループ・AKB48の内田眞由美(19)が、自身初のフォトエッセイ『岩にしみ入る"内田さん"の声』(新人物往来社)を発売する。ORICON STYLEは昨年末に、都内にある内田の実家で行われたロケ現場に密着し、"岩"の被り物で極寒の屋外ロケに挑む彼女のプロ根性を垣間見た。

【撮影風景】白いミニスカートで笑顔をみせる内田/その他メイキングカット

■外の寒さに震えながら撮っています(笑)

岩キャラを確立した同フォトエッセイについて、「みんな、いろんな写真集を発売しているけど、この本は私にしかできないこと」と自信満々。グラビアでは、昨年のAKB「じゃんけん大会」で注目された"岩"が、一人の女性へと変貌していく物語を展開し「とことん面白がってもらえたら」と笑う。

ロケ最終日は霜が降りる冬の朝8時、内田の実家でスタート。部屋着姿で床に寝転び、漫画を読みながらくつろぐ内田の姿が、次々とカメラに収められていく。そこで突然、「暖房切っちゃってだいじょうぶですよ」とスタッフに声をかけた。空調の風を受け、わずかに前髪が顔にかかってしまったためだが、現場はスタッフがダウンを着込むほどの冷え込みよう。それでも、内田はカットソーにミニスカートで、OKがかかるまでレンズに微笑み続けた。

その後、岩に変身すると、さらにテンションは上がっていく。いまや"岩=内田"のイメージがすっかり定着したことに対して「目立ってナンボだと思うんです。岩でこんな事ができるのは、AKBの中でも私だけっていう自負もありますし」と、とにかく楽しそう。

身動きを制限される被り物での撮影だが、すっかりコツを掴んだようで、屋外の撮影でも躊躇(ちゅうちょ)なくポーズを決めていく。「暖房の効いたスタジオ撮影じゃなく、外の寒さに震えながら撮っています(笑)。かなり体を張った現場の雰囲気も伝わればうれしいな」と、"踏切で行進""河原で石投げ""アスレチックに挑戦"と、どのカットも全力投球だ。

■AKBのために大人が動いてくれることに"慣れたらお終い"

結局、この日の撮影は午前中から夕暮れまでぶっ通し。密着を続けるなかで、「お腹が空いた」「寒い」「できない」など、愚痴らしい言葉は一切出てこなかった。最後の現場を目指して東京へ戻る車中でも、内田は「このまま"岩"でふざけ倒したい。笑いどころ満載でやりたいですね」と集中力をキープ。スタッフが居眠りムードのなかでも、取材に応え続けた。

「取材とか撮影とか、こうして記事にしてもらう事とか、たくさんの人たちが今AKBにかかわってくださる。それってすごい事で、私がAKBじゃなかったら、有りえない事です。AKBのために何かしてくれるということを"当たり前"とは思わないで、一つひとつの仕事と丁寧に向き合わなくちゃいけない。慣れたらお終いです」と、自分に言い聞かせるように、仕事への姿勢と心構えを語った。

同書ではおふざけ感満載の写真とは対照的な、内田自らが執筆したエッセイや詩を掲載している。「じゃんけん大会」という転機と苦悩、また中学生のころは"やんちゃ"だった一人の少女が、どのようにして自分を見つめ、変化し、アイドルという道を歩き出したのか。そして、10代最後だからこそ感じられる「AKB」への思いが、赤裸々に綴られている。

「みんなに楽しんでもらえるように、今後も"岩って行きます"」と笑う内田の素顔を収めた1stフォトエッセイ『岩にしみ入る"内田さん"の声』は22日発売。27日に東京・福家書店新宿サブナード店でサイン&握手会が行われる。