NTTドコモは、今月18日からスタートする学生とその家族向けの割引サービス「応援学割」「学生家族いっしょ割」の新CM発表会を11日、東京・赤坂で開催した。
ドコモのCMといえば、2005年1月に登場したキノコの家族の「ドコモダケ」が人気を博したが、新CMでは、このキノコが人間になり、「ドコモ田家(ダケ)ファミリー」として7人が登場する。
「もともとドコモダケはしゃべらない設定でした。犬もしゃべる時代なのでキノコがしゃべってもいいかなと思いましたが、人間になってしゃべってもらいました」と、同社プロモーション部の岡野令氏はキャラクターを人にした理由を説明した。
CMでは、俳優の高橋克実が婿養子の「チチドコモダケ」、女優の草刈民代がその妻でしっかりものの「ハハドコモダケ」にふんし、祖父母を岸部一徳と藤村志保、子供たちを橋本愛、市原尚弥、蒔田彩珠(あじゅ)が演じる。家族全員が頭にキノコの帽子をかぶって登場するというユーモラスな設定だ。
「応援学割」は、学生とその家族が新規契約する場合にXi(クロッシィ)やFOMAの基本料金が3年間最大ゼロ円になる。「学生家族いっしょ割」は、学生自身や学生と一緒に家族が新規契約や機種変更すると1万円から5000円割引になるというサービス。
同社プロモーション部長の樺沢正人氏は「ドコモはポケベルの時代から家族のきずなをど真ん中に置いています。"春のキノコ"になりますが、幸せの胞子が広がっていくのを願います」と語った。
CMでは、昨年に引き続きAKB48とコラボした「AKB48」バージョンも放映される。