日本レコード協会は24日、2012年のCDなどのオーディオレコードの生産額が、前年比8%増の2277億円となり、14年ぶりに前年を上回ったと発表した。
1998年の6075億円をピークに減少を続けていたが、歯止めがかかった。
CDなどに映像ソフトを含めた音楽ソフト全体の生産額も前年比10%増で3108億円だった。
同協会によると、プラスに転じた要因の一つは、Mr.Childrenや松任谷由実、山下達郎さんら有名アーティストが相次いでベスト盤を発売したこと。邦楽CDアルバムに限ると、前年比15%増だった。また、AKB48などアイドル勢のCDシングル売り上げも前年に引き続いて好調だった。