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2012年11月24日土曜日

橋下維新代表代行「公認」じゃんけん選抜 みんな合流へ競合地区調整提案

「日本維新の会」代表代行の橋下徹大阪市長(43)は23日、テレビ朝日系報道番組「ワイド!スクランブル」で、「みんなの党」の渡辺喜美代表(60)に対し、電話で「なんとか一本化で一つのグループになろう」と、みんな解党→合流を呼びかけたことを明らかにした。両党は23日現在、8都道府県18選挙区で競合しているが「選挙区はじゃんけんで決めてもいい」と、AKB48もビックリの"じゃんけん選抜"で公認候補を決め、共倒れ回避を目指す発言も飛び出した。
太陽の党を吸収し、企業献金禁止などの主要政策を後退させた維新の橋下代表代行が、今度はみんなの党を丸のみにかかり始めた。
番組で橋下氏は「以前は折り合いがつかなかったが、今は新しい日本維新の会ですから。みんなの党のみなさんに入ってきてもらいたいんですよね」と、合流を目指す意向を示唆。渡辺代表に対しては「国のことを思うなら、自分たちの勢力、ポジションは関係なく、大英断を下してほしい」と第三極の大同団結の意向を伝えたという。
両党は政策が近いとされるが、脱原発、消費増税へのスタンスの違いで「100%一致するわけではない」(渡辺代表)。みんな側は、合流ではなく選挙協力の形で連携する意向にとどめていた。
だが、現実的には8都道府県18選挙区で両党の候補者が競合する"共食い"状態。そこで橋下氏は解決策として「選挙区は最後はじゃんけんで決めてもいい。僕も代表代行の立場にこだわっていない」と、すでに公認した候補を"運任せ"で変更してでも、合流を優先させる考えを示した。
有権者からは無責任とも取られかねない問題発言だが、両党の公認作業が進むにつれて競合選挙区が増え、共倒れの危機感を深めた形だ。東京都知事選告示日の29日までの決着を目指すという。
橋下氏は、国民の生活が第一の小沢一郎代表(70)との連携については「ない」とあらためて明言した。このところ支持率も伸び悩み、自民、民主に次ぐ3番目。みんなへの「打診」の背景には、太陽の党との合流以降向けられている厳しい視線など、維新を取り巻く環境を打破する思惑も見え隠れする。
ラブコールを受けた渡辺氏は、大分県中津市での演説で「橋下さんからは携帯にメッセージが入っていた。私もメッセージを入れました。『政策と理念一致が必要だ』と」とピシャリ。記者団にも脱原発と消費税対応を挙げ「2大テーマで一致がなければ合流はない」と強調し「みんなの党が解党することはあり得ない」と断言した。合流は困難な現状だが、2大政党撃沈への思いは一緒。今後の両党の出方が注目される。