9月18日に開催された、AKB48の29thシングル選抜メンバーを決める第3回じゃんけん大会。各チームの予選を勝ち抜いた86人のなかから、この日、強運で勝ち抜いた16名は以下のとおり。
第1位 島崎遥香(チーム4)、第2位 仁藤萌乃(チームK)、第3位 横山由依(チームK)、第4位 内田眞由美(チームK)、第5位 篠田麻里子(チームA)、第6位 阿部マリア(チーム4)、第7位 竹内美宥(チーム4)、第8位 中村麻里子(チーム4)、ベスト16 板野友美(チームK)、梅田彩香(チームK)、松原夏海(チームA)、柏木由紀(チームB)、中田ちさと(チームA)、前田亜美(チームA)、上野圭澄(SKE48チームE)、木本花音(SKEチームE)
このメンバー、じゃんけんという偶然の要素が加わる選抜方式にもかかわらず、驚くほどいいバランスになっているという。現場で取材していたAKB48ヲタの記者たちも、「いやー、こんな奇跡ありますか??」と興奮気味だ。
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記者A 正直、じゃんけん大会って、総選挙よりは引きがないと思うんですよ。それなのに、こんなに面白くて、ドラマチックな結果になったのがすごい!
記者B 確かに! 新世代エースぱるる(島崎)がセンターで、第1回、第2回の王者がいて(内田、篠田)、バックを支えるのは柏木、板野、横山、梅田って……過去最強のじゃんけん選抜! 新組閣後のキャプテンもふたりいるのですよ!
記者C 新組閣後の3つのチームと比べても最強ですね。そこに中田ちさと、松原夏海っていう苦労人がいて、7期のエース、前田亜美ちゃんがいて、名古屋のチームEからニューフェイスがふたり。ちゃんと新陳代謝もなされてる。面白いですよ、この選抜は。
記者A 「盛り上がらないかも」というリスクの高いじゃんけん大会で、今回の盛り上がりと選抜のすごさを見てしまうと、「前田敦子が卒業しようが、東京ドームをやってしまおうが、AKB48の勢いは止まらない!」って感じるよね。
記者C 同感です。それに昨年までは「私は選抜に選ばれるから、じゃんけんは譲ろう」って心のどこかで思ってる選抜常連メンバーもいたと思うんですよ。でも、前田敦子がいなくなった今、全員がトップを取りにきてる。"戦う集団"になってました。それも面白かった理由だと思いますね。
記者B でも、そんなバッチバチの状況で「お祭り~♪」って思ってたぱるるが優勝したというのが、やっぱりたまんないですなぁ。
記者A・記者C それに尽きるよね~。
(写真/高橋定敬)
■週刊プレイボーイ41号「これがニューAKB48奇跡の幕開けだ!!!」より