
HKT48の指原莉乃(19)が10日、東京・赤坂の豊川稲荷で初主演映画「劇場版 ミューズの鏡 マイプリティドール」(29日公開、福田雄一監督)のヒットを祈願して豆まきを行った。HKT48での近況を語った指原は、インターネット上などでうわさになっている整形疑惑や激太り疑惑について「一切ないです」と否定。HKT48での公演に出る機会が増え、逆にやせたことを告白した。映画については「演技が下手な私を楽しんでもらえれば」と自虐的にアピールした。
裃袴(かみしも・はかま)姿で登場した指原は「和泉元彌さんみたいでうれしいです」と笑顔。一方で、AKB48からHKT48に移籍して約2か月が経過した近況を"さしこ節"で表現した。
最年長として活動するHKT48については「メンバーがめちゃくちゃ元気。ついていけないです」と正直に告白。さらには、「世間では、激太りしたとか整形したとか言われていますが、一切ないです。私のことを一番見ているはずのお母さんからも、整形のことを言われて…。体の変化がすごくて、日によって顔が違うみたいです。HKT48の公演に出ていて、運動する機会が増え、太るどころか逆にやせました」と明かした。
ヒット祈願の豆まきを行ったのは芸能の神様をまつる豊川稲荷。毎年、2月ごろに約1000人の前で豆まきを行うのが通例だが、「9月の豆まきは初めて」(関係者)だという。約300人のファンの前で、大学相撲部員6人と豆をまいた指原は「指原だけだとメディアが集まらないので、話題性のあることをしようということで豆まきをしました」と明かし、笑いを誘った。
同映画は、指原にとってドラマ初主演となった日テレ系「ミューズの鏡」の劇場版。「すいません…私、天狗(てんぐ)でした。この映画で、出直します」とのキャッチコピーがつく。今年の総選挙で4位になったものの、週刊誌報道があり、HKT48へ電撃移籍。この映画は、そうした指原が出直すきっかけともなる作品だ。
季節外れの豆まきには、自分についた"鬼"を追い払い、映画のヒットという"福"を招き入れるという心機一転の意味も込められている。「4位になった時点で『これ、行けんじゃね?』という気持ちがあった。でも、『どうしてこんなことに…』という気持ちはあります」と振り返った上で、「一から出直します」と誓っていた。